「合格したら終わり」じゃなかった。東大合格後、怒涛の入学準備3週間【前編】手続き・お金・準備編

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「合格したら終わり」じゃなかった。東大合格後、母娘で走り回った入学準備の3週間

娘の東大合格が決まった日。

家族みんなで喜ぶだけ喜んだあと、ふと冷静になりました。

「さて、これから何をすればいいんだろう?」

3月10日 合格発表。
3月13日正午 第二外国語登録締切。
3月15日17時 入学手続き書類必着。
(入学料納付や免除申請の手続きもこの時期に進みます)

受験が終わればひと息つけるものと思っていました。

けれど、東大合格はゴールではありませんでした。

合格発表の日は、終わりではなく始まりだったのです。

地方から東京大学へ進学する場合、想像していた以上にやることがたくさんありました。
​​
そして気づけば、パソコン、iPad、iPhone、生協費用などを合わせて、入学前だけで70万円近い出費になっていました。

今回は、娘の東大入学準備を通して感じたことを書いてみたいと思います。

目次

東大合格の余韻にひたる暇もない「第二外国語選択」

合格発表は3/10、それでいて、3/13 12:00までに第二外国語を選択する必要があります。

え、まだ入学手続きも終わっていないのに?

これが正直な感想でした。

東大受験が終わったと思った瞬間、東大生活はもう始まっていたのです。

選べる言語は以下の7言語です。

  • スペイン語
  • フランス語
  • 中国語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • ロシア語
  • 韓国朝鮮語

選択した第二外国語により、クラス分けがされていきます。そのクラスで必修科目の講義を受けたり、学園祭の出店を行ったりします。二外の選択は大学生活の充実度を左右する極めて重要なものとなっています。

【2026年度最新】東大の第二外国語の選び方ガイド!全7言語の特徴とTLPも徹底解説 -UTmap|東京大学最大級のポータルサイト

そして入学手続き・免除申請

当たり前ですが、入学手続きをしなければなりません。

また、入学金の納付や免除申請などの手続きも進めていく必要があります。

本来であれば、入学する娘自身が進めるべき手続きですが、娘にもしなければならないことが山積みなので、母も手伝うことになりました。

合格発表は3/10、それでいて、3/15 17:00必着で入学手続き書類を郵送しなければなりません。

書留速達郵便で郵送する必要があり、3/15は日曜日でした。

土日は郵便局は閉まっているので、3/13 17:00までに郵便局を通じて書留速達郵便を出す必要がありました。

特に地方で東京から離れている地域は郵送にも時間がかかるので、間違いがあって訂正するようなことがあれば余計に時間がかかるはずです。

娘と一緒に何度も確認をして、気が気ではありませんでした。

受験が終わってほっとしたい気持ちになりますが、のんびりしている時間は全くありません。

地方組にとって最大のイベントは住まい探し

どこに住むのか。
家賃はいくらまでにするのか。
通学時間はどのくらいまで許容するのか。

実家から通う大学生にはない悩みが一気に始まります。

東京大学の場合、1・2年生の多くは駒場キャンパスへ通うことになります。

そのため、駒場東大前駅周辺だけでなく、小田急線や京王井の頭線沿線を検討する家庭も多いようです。

娘の場合は、東京大学の『女子学生のための住まい支援(家賃補助)』を利用できたため、住まい探しの選択肢はある程度絞られていました。

その意味では、悩みは少なかったのかもしれません。

パソコンの購入

東京大学では2022年度入学生からBYOD(Bring Your Own Device:PCの必携化)を実施しており、自身のPCと自宅のネットワーク環境の整備が必要となります。

utelecon
東京大学のBYOD方針 目次: 基本的な性能要件...

また、新入生に向けての案内もあります。

utelecon
大学生活に必要な情報システムの準備について(新入生向け) このページでは,東京大学で授業を受ける新入生を対象に,東京大学の情報システムを利用するために必要な事前準備を順序立てて説明しています.

つまり、授業開始までに新しいPCに慣れておかなければならないのです。

発注から到着まで時間がかかるモデルもあります。

そのため、多くの家庭では合格発表後すぐにPC選びが始まります。

娘はMacを選びました。

普段使っているスマートフォンがiPhoneだったこと、iPadも使う予定があったことから、Apple製品同士の連携を考えてMacにしました。

Appleには学生割引があるので、それを活用することができました。

また、ヘッドセットやイヤホンも必需品のようです。

キャンパスの空き教室でオンライン授業を受ける際に,同じ教室を利用する学生の迷惑にならないように音声を聞くために,ヘッドセットやイヤホンが必要になります.新しく購入する場合は,マイク付きのヘッドセットがおすすめです.

大学生活に必要な情報システムの準備について(新入生向け)

ここに参考のため内訳を記しておきます。

品目金額
iPhone 17 256GB129,800円
iPad Air 11インチ 128GB 71,800円
MacBook Air 15インチ265,120円
Apple Pencil Pro19,800円
合計486,520円

Appleの学生向けキャンペーンでギフトカードもいただきましたが、結局はAppleCare+の加入費用に消えていきそうです。

この時点で、周辺機器を含めると50万円を超える出費になっていました。

東大入学準備は、思っていた以上にまとまった出費になります。

生協からたくさんの案内が届く

東大生協からさまざまな案内が届きます。

パソコン。
保険。
教科書。
電子辞書。
ミールパス。

どれが必要で、どれを申し込むべきなのか、よく分かりませんでした。

今思うと、ミールパスは選ばなくても良かったのかもしれませんが、ミールパスを99,000円分購入しました。

東京大学消費生活協同組合 受験生...
生協食堂・ミールパス | 東京大学消費生活協同組合 受験生・新入生応援サイト 東京大学消費生活協同組合 受験生・新入生応援サイト

生協には、保険料も含めて178,510円の出費でした。内訳を下記に記しておきます。

項目金額
生協出資金(60口)24,000円
CO・OP学生総合共済(1年間)14,400円
学生賠償責任保険(1年間)8,500円
就学費用保障保険(1年間)2,610円
駒場ミールパス99,000円
生協電子マネー(ベースマネー)30,000円
払込金額合計178,510円

もちろん、すべて購入・加入する必要があるわけではありません。

ただ、初めて大学生を送り出す親としては、

「もし何かあったら」

という気持ちが勝ってしまいます。

気がつけば、おすすめされたものを次々に選んでいました。

学生賠償責任保険については、学生マンション契約時にも必要になるため、保険契約が重複しないように気をつけなければなりません。

保険は内容が重複している場合もあるため、契約前に確認しておくことが大切だと感じました。

特に娘は初めての一人暮らしで、保険についても分からないことばかりでした。

こうした契約関係を親が一緒に確認できたことは、よかったのかもしれません。

奨学金や支援制度の確認も大切

入学後に利用できる制度についても、早めに確認しておくことをおすすめします。

奨学金。
授業料免除。
住まい支援制度。

地方から進学する家庭にとっては、とても助かる制度もあります。

ただし、申し込み期限が短いものも少なくありません。

我が家も「もっと早く知っていれば」と思ったことがありました。

合格はゴールではなくスタートだった

受験生の親としては、「合格が終わり」だと思っていました。

でも実際には違いました。

合格発表の日は、新しい生活のスタートラインだったのです。

それでも振り返ってみると、その慌ただしさも含めて貴重な時間だったように思います。

合格後は思っている以上に忙しくなるので、できる準備は、少し早めに始めておく。

それが、東大受験を終えた母として、今いちばん伝えたいことです。

ちなみに我が家の場合、パソコンやiPad、生協費用だけで約70万円。

引っ越し費用や家具家電まで含めると、実際の出費はさらに大きなものになりました。

東大入学準備は、思っていた以上にまとまった出費になります。

特に地方からの進学では、「学費以外にこれほどかかるのか」と驚くご家庭も多いのではないでしょうか。

東大の入学準備は、合格発表の日から一気に動き始めます。

最後に、参考までに、ある年の合格発表から授業開始までのおおまかなスケジュールをご紹介します。

東大入学手続きフロー

※日程は年度によって異なりますので、一例としてご覧ください。

「合格したら終わり」じゃなかった。東大合格後、母娘で走り回った入学準備の3週間

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