高3になって最初の東大模試。
返ってきた判定は、E判定でした。
今日は結果そのものではなく、そのとき母である私に起きていたことを書きたいと思います。

E判定を見て、親がまずやってしまうこと
E判定を見ると、多くのお母さんはこう考えます。
- 何か足りないのではないか
- 勉強法が悪いのではないか
- 塾へ通わせるべきなのではないか
私もまったく同じでした。
検索して、受験ブログを読み、合格体験記を読み、SNSを見る。
「何か解決策があるはず」
そう思っていました。
でも今振り返ると、あれは情報収集ではなく、不安を埋めようとしていただけだったように思います。
情報は増えるのに、不安も増えていく
これは受験だけではありません。
人は不安になるほど情報を集めます。
ところが受験情報には、
- 「E判定から逆転合格」という希望が持てる体験談
- 残念な結果になった体験談
- 「今からでも間に合う」と書かれた塾の広告
- 「○月までに偏差値を○上げる方法」といった勉強法
- SNSで流れてくる他の受験生の勉強量や模試結果
など、不安を刺激する情報があふれています。
一つ読むと、また次が気になってしまう。
「もっと何かあるかもしれない」
検索すればするほど、頭の中が受験だけになってしまう。
私は、まさにその状態でした。
東大模試でE判定でも、子どもは意外と冷静でした
そんな私とは対照的に、娘は驚くほど普段通りでした。
学校へ行き、帰宅して勉強し、夜になれば眠る。
もちろんE判定はショックだったと思います。
それでも娘は、「今日やること」を淡々と続けていました。
今思えば、E判定に振り回されていたのは娘ではありません。
母である私のほうだったのです。
親の不安は、思っている以上に伝わる
私は何度も、
母大丈夫?
母塾にいますぐ通う?
と言いたくなりました。
でも、その言葉の奥には、
母私は不安です
という気持ちが隠れていました。
子どもは親の表情や雰囲気をよく見ています。
親が焦れば、子どもは勉強だけでなく、
娘お母さんまで心配させてしまっている
という気持ちまで抱えてしまうかもしれません。
あの頃の私に必要だったもの
今ならはっきり言えます。
私に必要だったのは、もっと受験情報を集めることではありませんでした。
「受験のことを考えない時間」をつくることでした。
心を休ませる時間です。
検索をやめて散歩する。
好きな音楽を聴く。
ゆっくりお茶を飲む。
15分だけ体を動かす。
そんな時間があれば、もう少し冷静でいられたと思います。
お母さんが元気でいることも受験サポート
受験では、子どものことばかり考えてしまいます。
でも、親の心の状態も同じくらい大切です。
親が落ち着いていると、家の空気も自然と落ち着きます。
私は受験が終わってから、そのことを強く実感しました。
私なら、15分だけ体を動かします
もしあの頃に戻れるなら、私はスマートフォンで受験情報を検索する時間を15分減らして、その15分を自分のために使います。
散歩でもいい。
ストレッチでもいい。
深呼吸しながら外を歩くだけでもいい。
軽く体を動かすだけでも、張りつめていた気持ちは少し和らぐと思います。
私は受験が終わってから、心と体を整える時間の大切さを改めて感じました。
受験中は、「子どものために」と思って自分のことを後回しにしてしまいがちです。
でも、お母さん自身の心に少し余裕ができると、家庭の雰囲気も自然と落ち着きます。
もし今、毎日受験のことばかり考えて苦しくなっているなら、「受験のことを考えない15分」を意識的につくってみてください。
ヨガやピラティス、ジムで軽く体を動かすのもいいと思います。
受験生を支えるためにも、まずはお母さん自身が元気でいること。
それも、立派な受験サポートの一つです。
私が「受験生のお母さんにも続けやすそう」と感じたサービスを、紹介します。
受験生のお母さんへ伝えたいこと
東大模試でE判定だったあの日、私は「もっと頑張らなければ」と思っていました。
でも今なら違います。
親が不安を抱え込みすぎないことも、子どもを支える大切な受験サポートです。
子どもは、自分の力で少しずつ前へ進んでいきます。
だから親は、一緒に不安になる人ではなく、安心して帰ってこられる場所でありたい。
受験を終えた今、私はそう強く思っています。

母Hackについて
受験では、子どもの勉強法について書かれた記事はたくさんあります。
でも、受験生を支える親の気持ちについて書かれた記事は、それほど多くありません。
「母Hack日記」では、地方から東京大学を目指した娘を支えた母として、受験中に感じたことや、あの頃の自分に伝えたいことを綴る連載です。
勉強法や受験テクニックではなく、親だからこそ悩んだこと、迷ったこと、そして受験を終えた今だから気づけたことを書いています。
今まさに受験生を支えているお母さんに、
「私だけじゃなかったんだ」
そう思っていただけるような記事を、一つずつ増やしていきたいと思っています。


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